ボーイ
ユーチューバーという存在が世の中に認知され、子供のなりたい職業としても食い込んでくるユーチューバーを目指そうとする若者が急増しています。
そんな中、就職せずに(もしくは会社をやめて)フリーターとして、ユーチューバーを目指す人も出てきているくらいです。
では、実際のところフリーターでユーチューバーを目指すのはアリなのでしょうか?
実際にYouTubeをやっている僕の見解としては、フリーターでユーチューバーを目指すのはオススメしません。(※例外アリ)
もちろん、選択は個人の自由なので、「やるか・やらないか」は、あなたが決めることですが、もしも「フリーターになってでもユーチューバーを目指す!」と決心できずにいるのなら、この記事を読んで参考にしてください!
この記事では、フリーターでユーチューバーを目指さない方が良い理由や、それでも目指したい人向けの解決策をご紹介していきます。
本記事の内容
- フリーターでユーチューバーを目指すのはアリか?
本記事を読むべき人
- これからフリーターになってユーチューバーを目指そうと思っている人
- すでにフリーターで就職せずにユーチューバーを目指そうと思っている人
それでは、さっそく見てきましょう!
目次
フリーターでユーチューバーを目指すのは危険!その理由とは
さて、冒頭でも書きましたが、フリーターでユーチューバーを目指すのは、あまりオススメしません。
その理由としては、以下の通りです。
- 先行者利益は終わった(面白コンテンツは飽和状態)
- 社会的信用は皆無
- マネタイズが複雑になりつつある
順番に解説していきますね!
先行者利益は終わった(面白コンテンツは飽和状態)
ユーチューバーという存在がここ数年でグイグイ認知度を上げ、今ではほとんどの日本国民はユーチューバーを認知しています。
そんな中ユーチューバーという職業は、「ただ動画を撮ってお金をもらっている人」と思われていることが多く、「ユーチューバー=楽に稼げる」というイメージを持っている人も少なからずいます。
しかし、現実はその逆で、YouTubeのみで生計を立てることができている人は、全世界のトップ3%しかいません。
要するに、YouTubeでお金を稼げるようになったとしても、実際にそれだけで生活するには正直難しいことが分かります。
それに、いま現在YouTubeで稼いでいる人たちは、ユーチューバーという存在が認知される前からYouTubeに動画を投稿していた人たちばかりで、いわゆる「先行者利益」をゲットできた人たちがほとんどです。
ですので、これからHIKAKINのように毎日投稿をしたとしても、稼げるくらい人気になるのは非常に難しいことが分かりますね。
社会的信用は皆無
「フリーターでユーチューバーを目指している=ただのフリーター」ですから、社会的信用は皆無です。
社会的信用がないと様々な弊害が起こります。
- クレジットカードが手に入らない
- アパートが借りられない
- お金を借りられない
- 彼女ができない
などなど、現実的なデメリットですよね。
もしも、フリーターになるのなら、上記を覚悟しなければなりません。
マネタイズが複雑になりつつある
YouTubeというプラットフォームからの純粋な広告収入(Googleアドセンス)は、昔と比べると減少していると言われていて、マネタイズが難しくなっています。
そのため、いまでは広告収入だけでなく、企業とのタイアップ、アフィリエイト、グッズ販売、オンラインサロンなどでマネタイズしている「起業家気質のユーチューバー」が増えています。
- 昔の広告収入:高いから、これだけでOK
- 今の広告収入:低いから、他でもマネタイズ
要するにこれからの時代は、マーケティングなどのビジネス的な視点をもってYouTube戦略を考えらるユーチューバーが、生き残っていく時代になるということです。
これからユーチューバーを目指すなら、純粋なユーチューバーを目指すのではなく、YouTube市場(動画市場)を利用する人になるべき。
マネタイズが複雑化する中で、ビジネス視点を持って動画を活用できる人は強いだろーな。
単純な広告収入だけで生活するのは無謀。
— Shin / VLOGエバンジェリスト (@shulework) June 7, 2019
とはいえ、チャレンジしてみても良いと思う
ここまで、「フリーターでユーチューバーを目指すのはやめとけ!」ということを言ってきましたが、これが絶対に正しいとは言えませんし、所詮、確率論や統計的なデータを見ての話です。
今からでも人気ユーチューバーになる人はなるだろうし、ならない人はならない。
それに何事もやってみなきゃ分からない部分もあるので、「行動」してみて「失敗」するのもいいとは思います。
とはいえ、「フリーターになるかどうか」は、人生にとっても割と大きな決断でもあると思うので、しっかりと「リスクヘッジ」をすることも重要です。
フリーターでユーチューバーを目指すならリスクヘッジをしよう
本気でフリーターになってユーチューバーを目指したいのであれば、挑戦することは止めませんが、きちんと「リスクヘッジ」をしておくことをオススメします。
ここでいうリスクヘッジとは、「金銭的なリスクヘッジ」と「キャリア的なリスクヘッジ」です。
- 金銭的なリスクヘッジ:リゾバ
- キャリア的なリスクヘッジ:副業(フリーランス業)
それぞれ順番に解説していきますね!
金銭的なリスクヘッジ
「リゾバ」
フリーターでユーチューバーを目指す際、金銭的なリスクヘッジはかなり重要です。
- 貯金5万円のフリーター
- 貯金100万円のフリーター
この2つなら、後者の方が圧倒的に心に余裕が生まれますし、何かあった時でも対応できます。
「貯金がない方が背水の陣的な感じで頑張れる!」という人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が心に余裕がないと、心身ともに悪い影響を与えて終わりです。
ですので、フリーターこそ「金銭的なリスクヘッジ」をしっかりと行っていきましょう!
そして、今回ご紹介する金銭的なリスクヘッジが「リゾバ」です。
リゾバとは、簡単に言ってしまえば、全国にあるリゾート地や人手不足の場所に泊まり込みで働く派遣型バイトです。
リゾバ最大の特徴は、「宿泊費、食費、光熱費がほぼ無料」となり、支出を大幅に削減できる点です。
→更に知りたい人は、「【リゾバとは?】仕組みやメリット・デメリットを経験者が徹底解説」の記事をご覧ください。
「リゾバ×フリーランスが最強の働き方かもしれない」という記事でも解説していますが、リゾバでは、圧倒的に支出を削減できるので、ホントに貯金が貯まります。
それにYouTubeを更新する時間も十分にありますから、「リゾバで安定収入→支出を削減し貯金(で金銭的なリスクを減らし)→YouTubeも更新」という最強の流れが出来上がるわけです。
もちろん上記に働き方には、デメリットもあるので注意をしつつ、あくまで自己判断でお願いします。

キャリア的なリスクヘッジ
「副業(フリーランス業)」
もうひとつ、「キャリア的なリスクヘッジ」として、副業(フリーランス業)をやることを強くオススメします。
これは、金銭的なリスクヘッジにもなりますし(収入源を増やす)、もしもユーチューバーで食っていけなくても、その副業を本業としてやっていくことができれば、フリーランスとしての独立も可能です。
ですので、将来的なキャリアも見据えて、今のうちからフリーランス業を副業としてやっておくのがいいでしょう。
今では、ネット完結かつ個人でできる仕事なんてたくさんありますからね!
- Webライター
- アフィリエイター
- 動画編集者
- Webマーケター
- Webコンサルティング
- 映像制作者
- せどり
- etc…
さらに、先程ご紹介した「リゾバ」を組み合わせた「リゾバ×フリーランス」をすれば、金銭的にもキャリア的にもリスクヘッジが可能です。
要するに、「リゾバ×フリーランス×ユーチューバー」みたいなイメージですね!
僕自身フリーランス業をしながら、リゾバもはさみつつ、YouTubeもやっています。
フリーターじゃなく就職(転職)してユーチューバーをやるという選択肢
ここまで、「フリーターでユーチューバーを目指すなら」というテーマでお話を進めて来ましたが、ぶっちゃけ「就職(または転職)」して、会社員をしながら、ユーチューバーを目指すのが一番オススメ。
なぜなら、会社員であれば社会的信用を担保しつつ、金銭的な安定も望めるからです。
- 会社員+ユーチューバー:社会的信用、安定収入
- フリーター+ユーチューバー:社会的信用は皆無、収入は安定しない
こんな感じで、会社員にはフリーターにないものを多くもつことができます。
恐らく、上記を理解した上で「フリーターになってでもユーチューバーになろう」と思っている人は、「会社員だとYouTubeやる時間がないから…」という人が多いのではないでしょうか?
でも、それって本当にそうでしょうか?
実際に会社員でもYouTubeをやっている人はたくさんいますし、特に「AKIOBLOG」のAKIOさんのライフスタイルを見てください。
この方は、大企業でサラリーマンをやりながら、4つの副業と筋トレをやってるスーパー会社員で、「会社員+YouTubeは可能」ということを証明していますね。
ボーイ
と思われるかもしれませんが、だったら「転職」すればOKです。
「残業が多くて、やりたいことができない」というところで思考を停止させるのではなく、「じゃあ、どうやれば会社員を続けながらユーチューバーを目指せるか?」というように思考を転換して見ましょう!
今の時代はどこも人手不足ですし、様々な特徴を持った転職サイトや転職エージェントがあるので、あなたに合った会社がきっと見つかります!
転職サイト | 目的 | タイプ |
リクナビNEXT≫![]() |
大手の安心感 | 転職サイト |
手厚いサポート | エージェント | |
20代に特化 | エージェント | |
エンジニア | エージェント | |
わたしの保育≫ | 保育士 | 転職サイト |
ケアジョブ≫ | 介護士 | エージェント |
薬剤師求人.com≫ | 薬剤師 | 転職サイト |
Tech Stars Agent≫ | ゲーム・IT・Web | エージェント |
PARDO(パルド)≫ | アパレル | エージェント |
ジョブメドレー(歯科衛生士)≫ | 歯科衛生士 | 転職サイト |
もしも、「残業が多くてYouTubeをやる時間がない」と嘆いている暇があれば、今すぐにでも「行動」し、環境を変えましょう!
「いや、それでもフリーターになってユーチューバーを目指すんだ!」という人は、ぜひ今回ご紹介したリスクヘッジを行うようにしてください。
【流行りを先取り】今ならユーチューバーではなく、Vlggerを目指すのもアリ
ここまで、「フリーターになってユーチューバーを目指す」というテーマでお話してきましたが、そもそもでユーチューバーではなく、「Vlogger(ビデオブロガー)」を目指すというのもアリかもしれません。
Vloggerとは、主に「VLOG」という日常や旅の様子を「Video(ビデオ)+Blog(ブログ)=Vlog」として発信する動画コンテンツを扱う人のことです。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
「動画コンテンツを扱う」という部分においては、ユーチューバーと同じなのですが、細かい部分で違いがあります。
主に以下のような点ですね。
- フォーカスする対象が「個人」か「企画」か
- マネタイズの有無とタイミング
- 動画の完成度
などなど、今までの「おもしろ系コンテンツ」とは明らかに違っています。特に、マネタイズの幅やタイミングが全然違うので、他のビジネスとの相性も最高です。
ユーチューバーとVlogger(ビデオブロガー)の違いは、別途記事にまとめているので、そちらも合わせて読んでみてください!
それに冒頭の方でも書きましたが、ザ・ユーチューバーのような存在は飽和状態なので、今から参入しようと思うと割としんどいです。
ですので、ユーチューバーとは少しズラしたVloggerが今は狙い目なのかなと個人的には思っています。(僕もやっています→)
もし、興味がある方は、Vlogの始め方についても別途解説しているので、読んでみてください!!!

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