ボーイ
ダイナミックな映像表現ができるハイパーラプス。
これが出来るだけで映像の幅が広がるので、絶対に覚えておきたい技法の一つです!
ということで今回は、映像制作初心者向けに「ハイパーラプス」の撮影方法をご紹介していきたいと思います。
本記事の内容
- ハイパーラプスの撮影方法
- ハイパーラプスの編集方法(Adobeプレミアプロ使用)
ハイパーラプスの撮影方法
ハイパーラプスの撮影方法を3つのステップでご紹介していきます。
- 前提:用意するもの
- 撮影前:カメラ設定
- 撮影:撮り方&コツ
前提:撮影機材(用意するもの)
まずハイパーラプスを撮影するにあたって用意するものをご紹介します。
- カメラ
- レンズ(広角レンズ)
- ストラップ
カメラは何でもOK!(スマホ可)ただし、ストラップがつけられるものにしましょう。
レンズは広角なものがいいです。もちろん表現したい映像によって変わってきますが、基本的には周りの風景が見えた方がよりダイナミックな映像になります。
また、初心者の方はストラップを必ず用意しましょう。このあと使い方はご紹介しますが、カメラを固定するのに使えます!
撮影前:カメラ設定
次にカメラ設定です。カメラの設定で以下のチャック項目を確認してください。
- グリッドは24分割
- カメラ設定はオートでOK
グリッドとは、写真を撮るときの画面に映る線のこと。通常9分割・24分割が多いと思いますが、ここでは24分割にしましょう。
理由としては、24分割にするとグリッドの線が中央で交差して、被写体の位置にカメラを固定しやすくなるからです。
iPhoneの場合は、9分割でしかできないので、「設定」→「カメラ」→「グリッドをオン」でグリッドを表示させましょう!
また、カメラ設定はオートにしておくといいです。理由としては、歩いているときに光の加減が変わっても自動で明るさを調整してくれるので初心者にはGoodだからです。
撮影:撮り方&コツ
準備が整ったところで、いよいよ撮影です。
初心者がハイパーラプスを撮影する際に意識したいポイントは5つ。
- カメラはストラップで固定
- ロケーションが重要
- 被写体を見つける
- 目印をたどる
- 周りは気にしない
では、撮影フローに沿って詳しく見ていきましょ!
ハイパーラプスで大事になってくるのは、ロケーション選び。
ロケーション選びは表現したいものよって変わってきますが、初心者の場合はとりあえず、以下のポイントを意識するといいです!
- わかりやすい被写体がある
- 導線がわかりやすい(タイルなど)
- 建物や木などがあり移動しているのが分かる
まずはこういったロケーションで練習してみましょう!
上の図では、奥にある看板を被写体に決めています。
このように、分かりやすい被写体を決め、そこに中心を合わせ(グリッドの交差点)ていきます。
上の図では、タイルの分け目が良い感じで導線になってくれているので、ブレずに直進することができます。
ここまで分かりやすくなくてもいいですが、初心者の方はまず、目印となる線がある場所でやるのが良いですよ!
ロケーション、被写体、導線を決めたら、いざ撮影です。
下の画像のようにカメラをストラップで固定し、撮影しやすい形をつくりましょう。
ストラップにより、軽い手ぶれ補正効果が期待できるんですね。
固定をしたら、「一歩あるいて、カシャッ!」とシャッターを切っていきます。
ハイパーラプスでは、この「一歩あるいて、カシャッ!・・・一歩あるいて、カシャッ!・・・」を、とにかく繰り返していきます。
この際、被写体を中心から外さないのがコツなので、ブレないようにがんばりましょう!
あとは、最後まで集中を切らさずに進んでいき、任意のところまで言ったら終了です。
お疲れさまでした!
ハイパーラプスを上手く撮る為のコツまとめ
今回ご紹介した方法で撮影すれば、いい感じのハイパーラプスが撮れます。
もう一度コツをおさらいしておきましょう!
- ストラップでカメラを固定する
- グリッドを24分割にして中央に交差点を作る
- カメラ設定はオート
- 被写体をめがけて一歩ずつ歩いていく
- ロケーションが重要
- 慣れないうちは目印を探す
- 周りは気にせず無心でやる
ぜひ、試してみて下さいね!
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