ボーイ
「韓国旅行」というニッチな分野に特化したVlogで人気を博しているYouTubeチャンネル「マニ」ですが、チャンネル開設から1年経った現在では、登録者数8000人を超えています。
本記事の内容
- 「マニ」の人気の秘密を考察
本記事を読むべき人
- VLOGを始めようか迷っている人
- VLOGに興味がある人
- VLOGをやっている人
- 「マニ」が好きな人
ということで早速、「マニ」の人気の理由を分析していきましょう!
- 前回のVlogger研究記事:【Vlogger研究】School Vlogで人気爆発!?「Leslie Chavez」は何者? | #003
目次
YouTubeチャンネル「マニ」は、どんなチャンネル?
- チャンネル名:マニ
- チャンネル登録者数:8000人程度(2019.07現在)
- 開始時期:2018/07/16
- タイプ:一人称タイプ(声あり)
「マニ」は、韓国旅行Vlogを中心に発信しているYouTubeチャンネルです。
開始1年にも関わらず6回もの韓国旅行へ行き、その様子をVlogとして発信しているツワモノで、登録者数も8000人を超えている。
そのニッチな分野に特化したチャンネルは、コアな層にリーチし人気を博しています。
「マニ」が人気の理由(魅力)を徹底分析
「韓国旅行」という超ニッチな分野に特化している「マニ」ですが、なぜここまでの人気があるのでしょうか?
Vloger研究者として、人気の理由を考察してみました。
- 「韓国旅行」という超ニッチな分野に特化している
- 字幕が丁寧かつ面白い
- 韓国旅行をしているかのように感じる
それぞれ解説していきます。
①「韓国旅行」という超ニッチな分野に特化している
Vlogに限らず、何かの分野(特にニッチな分野)に特化するのは、ブランディング戦略においての基本です。
彼女のチャンネルに関しては、「韓国旅行」というニッチな分野に特化して発信しています。
とはいえ、彼女の場合は考えてやっているというよりは、「好きなものを発信していたら、それに特化したチャンネルになった」という感じだとは思いますが。

Googleキーワードプランナー&トレンドより
ニッチとは言っても、それなりに関心のある分野かつトレンドでもある分野なので、人気になったのも頷けます。
また、韓国旅行と言っても、3つの層があると思っていて、彼女の動画はその全てのユーザーにマッチしているように思います。
- 韓国に興味がある層(旅行に行ってみたい)
→韓国旅行を疑似体験→不安解消 - 韓国に行ったことがある層
→「こんなところもあるんだ!」という発見 - 韓国が大好きすぎる層
→「分かる!」という共感
韓国語も喋れるくらいの韓国好きの彼女にしか発信できないVlogなので、幅広い層にリーチしている気がします。
②字幕が丁寧かつ面白い
彼女の動画に出てくる字幕。
これが、シュールで面白いんですよね(笑)
なんというか、この字幕に彼女のパーソナルな部分が出ていて、人柄が伝わってくるんです。
とにかく、字幕が面白いので見てみてください!(笑)
③韓国旅行をしているかのように感じる
彼女のVlogタイプは、一人称タイプ(声と字幕)です。
一人称タイプの良さは、個人というよりは「空間」にフォーカスしている点です。
今回で言えば、「韓国旅行」にフォーカスしたVlogとなっているので、見ている人が自分があたかも韓国旅行をしているかのような感覚になるんですよね。
一人称は、見ている視聴者と何か(旅行)を共有するには、持ってこいの撮り方です。
「Vlog=自撮り」ではない。
自撮りをしない一人称タイプのVlogも人気コンテンツになる可能性が十分にある。
一人称は、「個」が見えにくい反面、視聴者と「空間」をシェアしているから、それはそれで価値がある。
「自撮りは恥ずかい!」という人には、ぜひやってほしい撮影方法です。
— Shin / VLOGエバンジェリスト (@shinya_normal) 2019年7月18日
ぜひ、「自撮りが恥ずかしい!」という人は、彼女のようなVlogスタイルを試してみてください!
他にも、様々なVlogタイプがあるので、「ビデオブロガー図鑑」を参考に、自分に合ったものを探してみましょう。
特化したVlogはファンが出来やすい
やっぱり、特化したVlogにはファンが付きやすいように思います。
Vlogger研究記事第一弾でも紹介した「メトロンブログ」も、筋トレや旅に特化したVlogです。
ただ、このような何かに特化したVlogをやっている人の特徴は、それを狙ってやった訳ではないというところ。
「自分の好きなもの(こと)を発信していたら、それがハマった」って人が多いんです。(メトロンブログもそうらしい)
ですので、「何についてのVlogを発信しよう?」とか細かいことは考えず、とりあえず自分の好きなことを発信してみては如何でしょうか?
- 海が好き→海に行くVlog
- 旅行が好き→旅行Vlog
- 筋トレが好き→筋トレVlog
- 食べるのが好き→ひたすらご飯を食べるVlog
こんな感じでやってみてるのが一番です。
最後に、海外クリエイターのピーターマッキノン氏の言葉でこの記事を締めます。
Vlogは、自分の愛するものをシェアしよう
- 次回のVlogger研究記事:【Vlogger研究】家族の日常を発信する「itsJudysLife」から学ぶVLOG論 | #005
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